こんにちは、こんばんは、おはようございます。akasha88です
上海の生活は驚くほど通常に戻ってきました。
あまり新型コロナウイルスの話ばかり書いても気が滅入るので、今回は1年ほど前から上海で増えてきている信号機の紹介です。
黄色で囲った大きな物が信号機です。
もちろん通常の信号機もありますが、それに追加される形で設置されています。
色がバーの様になっており、残り時間に応じて長さが変わります。
これ自体はあまり驚くことではないと思いますが、この先が実に中国っぽいです。
カメラが付いており、現在の様子を映しています。
(恐らく録画&中央監視されています。)
しかも!
この様に、信号無視した人を撮像し、画面上に表示しています。
中国は監視社会と言われており、人口あたりの監視カメラの数も世界一です。
性善説の日本と違い、基本的に性悪説で動いているため、この様な物が広まって来ているのだと思います。
この信号についている監視カメラは分かりませんが、空港や新幹線の駅等の監視カメラは指名手配犯等の情報と連携し、顔認証を行っているようです。
恐らく中の処理では、顔から身分証明書の番号(中国語では、身份证号码などと言われます。)まで分かっていると思います。(精度は分かりませんが)
今日のヤフーニュースでも似たような記事が出ていました。
監視社会の是非は有ると思いますが、私は監視カメラがいっぱいあることで犯罪が減っているのは間違いないですし、それに関しては日本でももっと監視カメラを付けた方が良いと思っています。
ロンドンでも監視カメラを増やした事で犯罪はかなり減っていると聞きます。
ただ、中国共産党に対する批判などを削除したり、批判した人を逮捕したり、新幹線や飛行機に乗れない様にしたり、出世できない様にしたりするのは、おかしいと思っています。
多分政府が本気になったら、監視カメラや、アリペイやウィーチャットペイの履歴を使って私の一日の行動さえ分かってしまうと思います。
良い道具でも使い方次第だと思いますが、良い使い方をして欲しい物です。