こんにちは、こんばんは、おはようございます。akasha88です 。
戦略というとおこがましいですが、新NISAで現状購入しようと思っている商品を備忘録も兼ねて書いていきます。
またNISA、新NISAなど投資の事が分からない方にも分かる様に説明していきます。
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新NISAについて
新NISAについては下記記事で書いております。
この記事には書いておりませんでしたが、NISAにもデメリットはあります。
それは、損益が出た際の防御方法がないという事です。
特定口座、一般口座では損益が出た場合、損益通算や繰越控除が出来ます。
損益通算とは
損益通算というのは、損益が出ている取引(口座)とは別に他(の証券口座を含む)の取引(口座)で利益が出た場合、合算出来るという制度です。
具体例を示します。
取引(口座)A:80万円で買って60万円で売却、20万円の損失
取引(口座)B:50万円で買って70万円で売却、20万円の利益
この様な場合に、損益通算すると利益が0円となり、税金がかかりません。
NISAの場合は、この様な損益通算が出来ません。
繰越控除とは
繰越控除というのは、同年に損益通算が出来ない場合、年をまたいで損益通算が出来る制度です。個人の場合は3年繰り越せます。
資産拡大にはETFより投資信託
ETFは配当金(分配金)を出します。
NISAの場合、この配当金(分配金)の国内課税分は非課税となります。
なので高配当ETFや高配当株を買って、配当金(分配金)狙いの戦略もアリだと思います。
特定口座だと20.315%かかる国内税が無くなるとはとても大きいメリットです。
ですが、資産拡大を狙うのであればETFよりも投資信託となります。
それは投資信託は配当金(分配金)を出さないかわりに投資信託内で再投資しているからです。
具体的な例をあげますね。
米国S&Pに連動するETFと投資信託で、年間成長率は5%、分配金は2%と仮定します。
またシミュレーションが複雑になるので、5年間かけてではなく新NISAを全額1,800万円いっきに埋めたと仮定します。
ETFの経費は0.03%、投資信託の経費は0.09372%(実際には隠れコストも存在します。)とします。
成長率、分配金、経費等は本来は日々発生しているものですが、計算を簡単にするため、1年毎に発生するものとします。(前提が長くなってしまいました。)
年数 | 投資信託 | ETF | 分配金 |
1 | 1800.0 | 1800.0 | 0.0 |
2 | 1924.3 | 1889.5 | 36.0 |
3 | 2057.2 | 1983.4 | 37.8 |
4 | 2199.3 | 2081.9 | 39.7 |
5 | 2351.2 | 2185.4 | 41.6 |
6 | 2513.6 | 2294.0 | 43.7 |
7 | 2687.1 | 2408.0 | 45.9 |
8 | 2872.7 | 2527.7 | 48.2 |
9 | 3071.1 | 2653.3 | 50.6 |
10 | 3283.2 | 2785.2 | 53.1 |
11 | 3510.0 | 2923.6 | 55.7 |
12 | 3752.4 | 3068.9 | 58.5 |
13 | 4011.5 | 3221.5 | 61.4 |
14 | 4288.6 | 3381.6 | 64.4 |
15 | 4584.8 | 3549.6 | 67.6 |
16 | 4901.4 | 3726.1 | 71.0 |
17 | 5239.9 | 3911.3 | 74.5 |
18 | 5601.8 | 4105.6 | 78.2 |
19 | 5988.7 | 4309.7 | 82.1 |
20 | 6402.3 | 4523.9 | 86.2 |
21 | 6844.4 | 4748.7 | 90.5 |
22 | 7317.1 | 4984.7 | 95.0 |
23 | 7822.5 | 5232.5 | 99.7 |
24 | 8362.7 | 5492.5 | 104.6 |
25 | 8940.3 | 5765.5 | 109.9 |
26 | 9557.7 | 6052.0 | 115.3 |
27 | 10217.8 | 6352.8 | 121.0 |
28 | 10923.4 | 6668.6 | 127.1 |
29 | 11677.8 | 7000.0 | 133.4 |
30 | 12484.3 | 7347.9 | 140.0 |
分配金を考慮しても30年で4,996万円の差となりました。
まぁ当然こんな計算通りには行きませんけどね。
投資信託には隠れコストと呼ばれるコストも存在するため、実際にはもう少し低い成績になると思います。
この様に資産拡大だけを考えるのであれば投資信託ですが、ETFの方は分配金が出るので心の支えにはなります。
株はメンタルが一番重要なので、皆さんは自分が続けられる方法にしてくださいね。
自分の口座は最速の5年で埋め、奥さんの口座は10年程度で埋める予定
自分の口座は5年で埋める予定です。
色々考えましたが、現状では1/2をオールカントリー、1/3をS&P500、1/6を新興国の投資信託で埋めようと思っています。
全部オールカントリーでも良いかもしれません。
過去はオールカントリーとS&P500で差が出ており、S&P500の方が成績が良かったですが、少なくても今後はそこまで差が出ないと思っており、それを動画で説明していた人がいるため、気になる方は下記のYoutubeを見てください。
アセットアロケーションを考えて、新NISA以外の特定口座では債権ETFや金を多めに買おうと思っています。
生債権は昨年10月~12月に少し買ったのですが、金利が下がってきているので今後はしばらく生債権は買わないと思います。
奥さんの口座は、全てオールカントリーで埋めようと思っています。
クレカ積立で月5万円の他に、スポットで買ったりとか、贈与税がかからない程度に私から送って10年程度で新NISAを埋めようと思っています。