こんにちは、こんばんは、おはようございます。
日中の教育の違いについて、少し書きたいと思います。
先日奥さんと日中の教育の違いについて話したYoutubeがあるので、気になる方はそちらもご確認頂ければと思います。(奥さんはちょっと中国語多めです。)
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日中の教育制度
小学校6年間、中学校3年間、高校3年間は日本も中国も同じです。
基本的に義務教育に関しても日本と同じ中学校までです。
大きな違いは、日本は4月入学で中国は9月入学という事です。
欧米の多くの大学は9月入学なので、日本から留学する際にちょっと不便だと思いますが、中国はそういった事はありません。
小学生になる前にも習い事
日本でも家庭や地域によると思いますが、中国では小学生になる前に習い事に通わせるのが一般的です。
英語、ピアノ、バレー、数学などなどです。
私の娘は4歳になりますが、まだ何も習わせていません。
本人がやりたいと言う事は、全部やらせてあげたいと思っています。
日中の小学生の時間割
・日本の小学生の時間割の例
参照元:http://shiohiras.school.city.itoman.okinawa.jp/gakkou_syokai/nikkahyo/R4gekoujikoku.pdf
・中国の小学一年生の時間割の例
同じ小学一年生で比較すると、中国の方は毎日6時限までありますが、日本はほとんど5時限までですね。
中国側は昼休みが2時間ありますね。
中国では給食という制度はなく、基本的に家に帰ってご飯を食べます。
あと合わせて昼寝をする人が多いです。
日中の中学生の時間割
・日本の中学校の時間割の例
参照元:学校の時間割と教科
・中国の中学1年生の時間割
日本は6時限までで、中国は9時限まであります。
ただ8、9時限はいわゆる自習で近くに先生がいて、分からない所を聞いたりするそうです。
日本も授業としては6時限までだとしても、その後にクラブ活動をしている人が多いと思います。
日中の高校生の時間割
・日本の高校生の例
・中国の高校三年生の時間割例①
・中国の高校三年生の時間割例②
高校生が一番違いが出ますね~
中国の例①だと朝6時10分~夜22時、
例②だと朝6時25分~夜23時40分!
と朝も早ければ、夜は日本の7時限時の16:05よりも遅いです。。。。
奥さんいわく、これは住み込みの学校の時間割だと思う、との事です。
日本だとこれだけ勉強する人は塾に行くと思いますが、ある意味塾代が浮くかもしれません。
にしても、これでは少なくても勉強や科学技術に関しては中国には勝てそうにありません。。
ただ奥さんに言わせると、中国は勉強ばかりで自分の趣味とかが何もない人が多く、日本のクラブ活動などが羨ましいそうです。
共通テストについて
日本ではセンター試験というものがありますが、それ以外に個別の大学の試験があると思いますが、中国では基本的に「高考」というテストのみだそうです。
中国の高校は、この「高考」のためにずっと勉強しているといっても過言では無いという位、このテストにかけています。
「高考」の際には、車のクラクションさえ禁止になったりします。
Youtubeの中で奥さんが行っていますが、「高考」の際にはお母さんが「旗袍(チャイナドレス)」を着るらしいです。
旗开得胜(qí kāi dé shèng)は勝利を収める、などの意味で語呂合わせですね。
日本で試験前にキットカットを食べたり、とんかつを食べたりするのと同じみたいです。
世界大学ランキング
今や中国の大学はアジアトップとなっております。
清華大学が世界12位、アジア1位
北京大学が世界14位、アジア2位
日本最高の東京大学は世界29位、アジア4位です。
参照元: 【2024年最新版】世界大学ランキング2024 | 日本とアジアの大学の順位も紹介|セカイハブ
個人的には、日本の人は中国のレベルを少し低く見すぎている気がします。。
確かに民度の低い人もいますが、すごい人は本当にすごいです。