こんにちは、こんばんは、おはようございます。akasha88です 。
上海では2,3年くらい前からごみの分別が始まりましたが、それまでは燃えるゴミも燃えないゴミもありませんでした。
しかも多くの小区と言われる集合住宅では、毎日いつでもごみが捨てられる場所があります。
私もほぼ毎日夜にその日のごみを捨てています。
しかしいつもいつも考える事があります。
毎日毎日良くまぁこんなにごみが出るなあ、と。
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ちょっと考えてしまうのは、毎日ごみを捨てられるという環境があるからこそ、ごみが増えてしまっているのでは無いか、という事です。
人間というのは環境に徐々に適応する生き物です。
通常と違う環境に対して拒絶反応や変化を拒んでしまうのですが、徐々に新しい環境に慣れていくものです。
これをホメオスタシスというというのかな?
いずれにせよ、日本で住んでいた時には、火曜日、金曜日が燃えるごみ、木曜日が燃えないごみ、第1,3水曜日が資源ごみなどごみの捨て方に色々と制限がありましたが、中国に来てからは毎日ごみが捨てられてしまう環境になってしまいました。
日本人的には最初は戸惑いました。
だって金属のごみ、紙のごみ、生ごみも全部一緒なので。
こんなごみの捨て方を14億人もやっているのか!地球は大丈夫なのか、などと結構考えた事もあります。
ただそれに慣れてしまうんですよね。
前述の通り上海では2,3年くらい前からごみの分別が始まりました。
と言っても日本ほど細かくない上に、結局毎日捨てられてしまいます。
毎日ごみが捨てられると、ごみが増えて来る気がします。
例えば、何かを捨てる際に日本だとかなり折りたたんだりして、小さくして捨てたりしていましたが、中国だとどうせ毎日捨てられるので、箱とかをそのまま捨てちゃったりしています。
また日本の時は、なるべく売れるものはヤフオク等で売っていました。
また中国全体でも外卖(出前)が一般化した影響でごみの増加傾向があるようです。
また再利用出来る箸とかスプーンなども、コロナの影響で使い捨てのものが推奨される様になりごみは増えている様に感じます。
とは言え、中国(特に上海)でも今後環境に対して厳しくなっていくと思っています。
人間は環境に適用していく生き物なので、中国でももっとごみ捨てが厳しくなれば、ごみの削減、ごみの再利用が進み、それが一般化していくと思います。
今は中国では逆に便利過ぎますね、ごみを捨てるのが。