国際結婚×沖縄移住×セミリタイア(を目指すブログ)

国際結婚夫婦の日常や日中ハーフの子育てについて書いていきます。

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中国で使えないサービス

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こんにちは、こんばんは、おはようございます。akasha88です 。

 

今更ですが、中国では日本で使われているネットのサービスで使えないサービスがあります。

 

まぁ知っている人も結構いると思いますが、グーグルを始めとして、Youtube、InstagramやTwitter、Facebookなどは中国では使えません。

 

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中国でこれらのサービスを使用する場合、VPNが必要となります。

 

日本人がドヤ顔で、VPNを使ってこれらのサービスを使っているのをよく見てきました。(私もそうだったかもしれません。)

 

では一歩進んでなぜこれらのサービスが中国で使えないのか、中国政府が使わせない様に金盾(グレートファイアウォール)を構築しているのかを考えてみます。

 

一つは政治的な要素で、一党独裁体制を敷いている中国共産党の脅威となる情報にアクセス出来たり、その様な情報交換があった場合に、外国資本のサービスだと規制が出来ないという事がありますね。

 

もう一つは国内のIT企業の保護という面もあります。

 

外国資本のサービスが幅を効かせると自国のサービスが育たなくなってしまいます。中国は外国資本のサービスを規制し、自国のサービスを育ててきました。

 

Twitterに対応する微博、Instagramに対応するRED(小紅書)、Google検索に対応する百度、Youtubeに対応するYouku(優酷)やiQiyiなど基本的に中国では自国のサービスでまかなえてしまいます。

 

ググレカスなんていう言葉もありますが、中国語でも百度一下なんて言葉もあります。

 

bilibili動画なんて、ニコニコ動画のパクリだったのに、いつの間にか米国市場に上場までしてしまいました。

以前の中国に初めて行った頃の私の考えは、

 

中国の人は可哀想だなぁ、世界で使えるサービスが使えないなんて!

 

と思っていました。

 

今日本に帰国し、沖縄移住をしてまた仕事をしていますが、今は考えが変わりました。

 

現在はWEBマーケティングみたいな仕事をしているのですが、日々グーグルグーグル、グーグルサーチコンソール、グーグルアナリティクス、Facebook、Instagramなど言っていて、もう全てアメリカに支配されています。

これ以外だともはやTikTokという中国のサービスまで入ってきています。

 

正直この様な状況は切なく感じています。

 

日本ではもはや自国での検索エンジンすら持てなくなって、まともなITサービスが無くなってしまっており、ほぼ全てアメリカに支配されている一方で、中国はほぼ全て自国でまかなえています。

 

少なくても行政関連であれば、Youtubeではなくニコニコ動画に上げるとかすればいいのになぁ、、、なんて焼け石に水ですかね。。。。

 

テレビなどのメディアは核兵器よりもまさる、と言われています。

今の時代はテレビでは無くインターネットがそれに当たると思います。

 

日本はその部分が、ほとんど外国に支配されてしまっている状態の様な気がします。

 

ちょっと話が長くなってしまいましたが、話をまとめますと、

 

2015年に初めて中国に行ったときは、中国の人は世界で使われているサービスが使えなくて可哀想だなぁと思っていましたが、今はむしろ、アメリカのサービスに負けて全てアメリカに支配されている(一部中国)日本は可哀想だなぁ、と思っています。

 

ですが、以前の記事でも書いたと思いますが、元々日本はアメリカに先駆けていろいろなITのサービスを始めていた事は日本人の誇りでもあります。

 

最近はかなり値下がりしてはいますが、ビットコインももし本当に作った人が日本人だったら嬉しいなぁ。